[掲載日時:2014年03月05日 08:00]
スマートスキャンパターンファイルにおいて、誤警告が発生したことを確認いたしました。
※誤警告とは
弊社製品において、ウイルスに感染していないにも関わらず、感染している旨の誤った警告が発生してしまうケースのことです。
■検出される不正プログラム
- TROJ_MOSERAN.BMC
■対象ファイル情報
- ファイル: C:\WINDOWS\system32\ieapfltr.dll(Microsoft SmartScreen Filter)
- MD5 : D44A57DE773DB6B4BB6E0EBE52C80399
■影響範囲
※従来型スキャン方式をご利用のお客様には影響はございません。
検出時の処理として、「トレンドマイクロの推奨設定」をご利用の場合、対象ファイルが隔離されます。
該当ファイルは、Internet ExplorerのSmartScreenフィルターのためのdllファイルとなります。
こちらが隔離または削除された場合、SmartScreenフィルター機能が正常に機能しなくなります。
[製品Q&A]トレンドマイクロの推奨設定(IntelliScan)とは何ですか
また、Generic Clean機能により、Internet Explorerのホームページがブランクになる場合がございます。
その場合は、お手数ですが手動でホームページの再設定の実施をお願い致します。
[製品Q&A]ウイルス検索後、Internet Explorerのホームページが空白になってし
まう等、OSのユーザ設定が変更された
■対象パターンファイル
- スマートスキャンパターンファイル:14126.007.00(2014/03/04 17:03頃リリース)から14126.011.00 まで
※スマートスキャンパターンファイルは、Smart Protection Serverで保持しているパターンファイルです。
■対応状況
次のパターンファイル番号にて検出しないよう修正されています。
- スマートスキャンパターンファイル:14126.012.00 (2014/03/04 21:33頃リリース)
※ウイルスバスター ビジネスセキュリティ、ウイルスバスター 2012およびウイルスバスター クラウドをご利用の場合は、自動的に修正されたパターンファイルを参照する
ようになっております。
アップデートなどの対応を実施いただく必要はございません。
■各製品の対応方法
該当ファイルが隔離もしくは削除されてしまった場合には、製品側で作成しているバックアップファイルやお手元のバックアップファイルから復元してください。
または、当該ソフトウェアを再インストールするなどにより復旧してください。
ファイルが隔離されている場合は、以下の製品Q&Aを参考に隔離されたファイルを 元の場所に戻すことができます。
・ウイルスバスター コーポレートエディションの対応方法
[製品Q&A]ツール:暗号化された隔離ファイルを元に戻す方法
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティの対応方法
[製品Q&A]ツール:暗号化された隔離ファイルを元に戻す方法
・ウイルスバスター 2012の対応方法
[製品Q&A]ウイルスバスター 2012の対応方法
・ウイルスバスター クラウドの対応方法
[製品Q&A]誤警告によりファイルが削除された場合の対処方法
弊社製品の誤警告によりご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。