Deep Discovery ファミリー製品のカスタムサンドボックスで利用できる Office製品について Office 365(現Microsoft365)のサポートを中止します。
■経緯
2019年よりOffice365(現Microsoft365)をカスタムサンドボックスでの解析可能OfficeアプリケーションとしてDeep Discovery Inspector(以下、DDI), Deep Discovery Analyzer(以下、DDAN), Deep Discovery Email Inspector(以下、DDEI) にてサポートしておりました。
しかしながら、仮想アナライザでの解析機能に影響する場合があることが判明したため、今後Office365(現Microsoft365)は解析可能製品対象外となりました。
■影響対象と範囲
DDI, DDAN, DDEIにてOffice365(現Microsoft365)をカスタムサンドボックスとして導入済みのお客様。
詳細は以下表を参照ください。
Microsoft社のライセンス形態 | カスタムサンドボックス上の動作可否 | 補足説明 | ボリュームライセンス | △ | これまでOffice 2013/2016等のボリュームライセンスでOffice 365のアクティベーションが可能でしたが、Microsoft社のライセンスポリシーの変更により、現在はボリュームライセンスを受け付けなくなりました。 既に登録済みのOffice365においては引き続き正常動作する可能性はございますが、Microsoft 社のライセンスポリシーに依存します。 (そのままご利用いただく場合につきましては、ライセンス上問題ない範囲でサポートさせていただきます。) | サブスクリプションライセンス | × | サンドボックスではOffice製品アクティベート状態の維持が困難のため、ご利用いただけません。 | デバイスベースライセンス | × | Azure ADへの参加が困難のため、ご利用いただけません。 |
■回避方法
Office365(現Microsoft365)をカスタムサンドボックス内にインストールしてご利用中のお客様は、
Office2019 等の通常版のOfficeライセンスを必要数(使用するインスタンス数)分ご準備いただき、
カスタムサンドボックス内に通常版のOfficeをインストールしてご利用いただけますでしょうか。
通常版のOfficeとは、Microsoft社が発売しているパッケージ版のOfficeを指します。
なお、通常版のOfficeでボリュームライセンスをご利用いただくことについては問題ございません。
KMS認証の場合はアクティベーション状態を維持できない可能性がございますので、MAK認証を推奨いたします。
■問合せ窓口
本件について不明点がございましたら、弊社サポートセンターまでお問合せください。
Webからのお問合せには、こちらをご確認ください。
今後とも弊社製品をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
<更新履歴>
日付 | 更新履歴 |
2021/02/17 | 「■回避方法」について、「通常版のOfficeへの切り替え」の内容を詳細に記載し、ボリュームライセンスを使用する場合の注意事項を追記 |
2021/02/10 | 本ニュースの初回公開 |