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InterScan Messeging Security Virtual Appliance 9.1(以下、IMSVA)およびInterScan Messaging Security Suite 9.1 Linux版
(以下、InterScan MSS)の追加オプション機能であるクラウドプレフィルタにて、一部のメールの配送で障害が発生しておりました。
本機能をご利用のお客様におかれましては、多大なるご不便およびご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
■対象サービス
クラウドプレフィルタ
■障害発生時間帯
2024年02月19日(月) 午後12時00分 ~ 2024年02月27日(火) 午後07時17分
■影響のある製品
以下の製品で、提供する追加機能"クラウドプレフィルタ"をご利用の場合に影響がございました。
- InterScan Messaging Security Virtual Appliance 9.1
- InterScan Messaging Security Suite 9.1 Linux版
クラウドプレフィルタをご利用でないIMSVAおよびInterScan MSSにつきましては、本障害の影響はございません。
- 管理画面の[管理] - [製品ライセンス]の"クラウドプレフィルタ"にて、アクティベーションコードの登録があること。
- 管理画面の[クラウドプレフィルタ]のクラウドプレフィルタポリシーリストの設定でドメインの登録があること。そして、当該ドメインに対するDNS MXレコードを"クラウドプレフィルタのサーバ(※)"に設定していること。
(※)同画面のドメイン名のリンクをクリックすると、登録すべきMXレコードを確認可能です。
■障害内容と影響
管理画面の[クラウドプレフィルタ] - [ドメイン]タブ - [送信先サーバの指定]にて、ドメイン宛てのメールの配送先サーバの設定が可能です。
当該配送先サーバの[アドレスの種類]を"Aレコード"または"MXレコード"に設定している場合、一部のメールがクラウドプレフィルタから当該配送先サーバへ配送されない状態となっておりました。
[アドレスの種類]を"IPアドレス"に設定している場合は、本障害の影響はありません。
障害復旧後の再配送処理によって影響を受けたメールは順次配送(またはバウンスメールとして送信者へ返送)されましたが、以下の一部のメールは送信者への返送も行われず、メールロストの状況に至りました。
・送信者メールアドレスへのバウンスメールの配送が不可能(例.送信先となるメールサーバが「送信者アドレス不明等の理由」で受信拒否)。
・クラウドプレフィルタの監視で配送困難なメールとみなされ、退避扱いとなったメール。
■原因
クラウドプレフィルタ環境の一部のDNSサーバのメンテナンス実施後、当該DNSサーバでDNSクエリの処理が不可能となったことが原因です。クラウドプレフィルタの監視システムでも異常として検知できず、障害の確認と復旧に時間を要することとなりました。
DNSサーバのメンテナンスは今回が最後となり、クラウドプレフィルタのサポート終了まで今後は行われません。
再発防止策として、類似の障害を検知できるようクラウドプレフィルタの監視システムの強化を行っております。
お客様に多大なるご不便およびご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
■製品サポート
ご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターまでお問合せください。
お問合せ方法については、こちらをご確認ください。
■更新履歴
日時 | 更新履歴 |
2024/03/07 17:30 | 本ニュースの初回公開 |